委任状は、誰がどのように、何通書けばよいですか?
ご記入日と、委任状の委任者欄に、登記されている所有者様の住所・氏名(フリガナ)・生年月日・電話番号のご記入と、ご押印・捨印(認印可)をお願いいたします。
その他の欄は、当方で内容を確認して補充いたしますので、空欄のままで結構です。
担保物件の所有者が複数又は共有の場合は、全員の委任状が必要となるのが原則です。ただし、共有の場合はどなたか代表の方1名様からの委任状のみでも手続は可能です。
なお、以下の例のように物件ごとに所有者・共有者が異なる場合にはご注意ください。
例1
物件A の所有者は、甲
物件B の所有者は、甲
この場合は、委任状は、甲のもの(1通)が必要となります。
物件が複数でも所有者が1名であれば委任状は1通のみで大丈夫です。
例2
物件A の所有者は、甲
物件B の所有者は、乙
この場合は、委任状は、甲・乙それぞれのもの(計2通)が必要となります。
甲のものだけ、乙のものだけ、では手続ができません。
例3
物件A の所有者は、甲
物件B の所有者は、甲・乙
この場合は、委任状は、甲・乙それぞれのもの(計2通)が必要となるのが原則ですが、甲のもの1通だけでも手続可能です。
例4
物件A の所有者は、甲
物件B の所有者は、乙・丙
この場合は、委任状は、甲・乙・丙それぞれのもの(計3通)が必要となるのが原則ですが、甲のものと、乙か丙どちらかのもの(計2通)だけでも手続可能です。
例5
物件A の所有者は、甲・乙
物件B の所有者は、甲・乙
この場合は、委任状は、甲・乙それぞれのもの(計2通)が必要となります。
物件が複数でも、委任状は所有者の人数分のみで大丈夫です。