相続した借地権付き建物を、底地買取後に土地といっしょに売却したケース(杉並区のお客様)

状況

被相続人の遺産に借地権付きの建物がありました。建物の名義変更の手続き(相続登記)は無事に完了しました。その後、建物をどうすべきかご相談がありました。

 

ご提案・お手伝い

お話をうかがうと、自宅は別にあるので今後も住む予定はなく空き家のままになってしまう・売却して現金化することも考えたが借地では値段が希望に合わない・借地のことをどうすればよいかわからない、とのことでした。

そこで、地主様に、まずは「建物を売却したい」旨をお伝えし、そのうえで「借地権譲渡の承認をお願いしたいが、借地権と底地を同時に売却又は底地の買取は可能かどうか」をお聞きすることをご提案しました。

 

結果

地主様が好意的に対応してくださり、底地は借地権者である相続人様が買い受けることとなりました。幸い、購入資金は相続財産で賄うことができました。

その後、当方から不動産会社様をご紹介し、媒介契約を締結し売却の仲介を依頼しました。完全な土地所有権付の建物となったことで売却金額もご希望どおりとなり、また不動産会社様のご尽力で早期に買主様も見つかり、無事に満足いく内容で売却することができるとともに、不動産の有効活用ができました。

 

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